弾発股(だんぱつこ)によくある症状
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股関節を
動かすと
ゴツンという
音がする -
屈伸すると
股関節が
ポキポキと
音が鳴る -
股関節に
痛みがある -
股を上げると
骨の音がする
股関節から音がする弾発股
屈伸や腿を上げるような動作で股関節を動かすと時に、
「ガリガリ」「ポキッ」といった音が鳴ったことはありませんか?
股関節から弾けるような音が聞こえる症状を弾発股といいます。
弾発股はバネ股とも呼ばれており、関節の音が鳴るだけではなく、
炎症や痛みを伴うようなケースもあります。
股関節は歩く時など日常的に使う関節部分なので、
痛みを伴えば日常生活にも支障をきたしてしまうでしょう。
スポーツをしている方に起こりやすい疾患で、
クラシックバレーやバスケットボール、バレーボールなど跳躍の多いスポーツで多く起こります。
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弾発股は何が原因で起こるの?
弾発股は、股関節を動かすことで音が鳴ったり、関節が引っ掛かったような感覚がして痛みを感じる病気です。
誰もが頻繁に起こるような症状ではないので、一般的に知られている病気ではありません。
しかし、股関節に負荷を与えることが多い運動や仕事をしている人にとっては身近な症状になります。
◇弾発股の症状
弾発股は、股関節を動かすとポキポキやゴリっといった骨がひっかかるような音がする病気です。
初期症状では音が出ないようなケースもあり、引っ掛かるような感覚だけを感じることもあります。
その部分を繰り返し動かすことで、骨と筋肉や腱が擦れることになり、摩擦を起こしている部分が炎症を起こすようになります。
そうすると、痛みが起こるようになってくるのです。
痛みだけではなく、可動域が狭くなり、股関節を大きく動かすことが難しくなる場合もあります。
◇弾発股の原因
弾発股は股関節が患部となりますが、タイプによって音が鳴ったり炎症が起こる原因が異なります。
股関節の内側と外側のどちらから音がするのかによって原因も違えば、発症するリスクの高さにも違いがあります。
①外側タイプ
股関節の外側から音が鳴るタイプで、外側なので手で触れられる骨の周囲が痛みを感じます。
弾発股の大半は外側型であることが多くなっています。
外側にある股関節の出っ張り部分となる大転子の上を筋肉や腱が通過する際に、出っ張りに引っかかってしまうことで発症するのです。
大転子は皮下に骨があることから、骨や筋肉などの摩擦が生じやすくなっており、発症することも多くなってしまうと言えます。
②内側タイプ
内側タイプは股関節の内側あたりで音や違和感を感じるので、手で股関節周辺の骨を触ってみても弾発を感じられないことが特徴です。
股関節に伸びている腸骨筋が引っ掛かることで発症しますが、外型タイプに比べると内側タイプが発症するケースは稀だと言えます。
股関節の曲げ伸ばしで痛みを感じ、ガニ股のような形状にすると痛みが緩和されます。
◇弾発股が起こる要因
弾発股が起こっている原因は外側と内側で違いがありますが、症状が引き起こされる要因は以下のものが挙げられます。
・股関節の使い過ぎ
・股関節のゆがみ
・骨盤の位置
・姿勢の悪さ
これらの原因が複雑に重なることで、骨と筋肉が摩擦を起こしてしまうのです。
特にスポーツによって発症するケースも多く、跳躍運動の多いスポーツやダンス、クラシックバレエをする方に起こります。
また、仕事で屈伸運動が多いような場合にも発症しやすくなっています。
自分でできる弾発股の改善・予防方法
弾発股はひどいケースには手術を勧められることもありますが、鎮痛剤を処方されて安静にするという対応を病院で受けることの方が多いでしょう。
しかし、日常的に股関節は動かす部分でもあるので、音や違和感がある状態が続くのは心地いものではありません。
そこで、自分でできる弾発股の改善・予防策を行うようにしましょう。
◇弾発股の改善・予防策
①安静にする
まず痛みや音がなると気付いたら、そのまま無理をしてスポーツを続けるのではなく休息を取ることが大切です。
基本的に弾発股は突然発症するものではなく、オーバーユースによって発症することが多くみられるためです。
そのため、股関節を休ませるということも大切な改善策の1つと言えます。
②ストレッチをする
日頃からストレッチを行い、股関節の柔軟性を高めることが弾発股の予防につながります。
そして、ストレッチと筋力強化をすることで改善が期待できることが多くなっています。
ただし、引っ掛かりが気になるような動作を避けて、股関節のストレッチやトレーニングを行うようにしましょう。
③姿勢を正す
身体のゆがみは骨盤の位置や股関節の位置のゆがみの元であり、日頃からゆがみを蓄積させないように意識をする必要があります。
正しい姿勢を意識し、頬杖や片側に重心を置くなどの習慣も注意をしましょう。
ゆがみは蓄積されることで、徐々に身体全体のゆがみを引き起こします。
毎日の少しの姿勢改善が、ゆがみを正す一歩になるのです。
また、スポーツをしている場合には自身のフォームをもう一度見直して、無理な姿勢をしていないか確認してみてください。
正しいフォームに改善することで、股関節への負担も緩和させられるでしょう。
あおいカイロプラクティック院・接骨院の【弾発股】アプローチ方法
弾発股とは、股関節の回りの筋肉や健が、骨に引っ掛かり、ポキッと音がする症状を言います。
①関節原生
股関節や仙腸関節の機能障害。
②筋原性
筋肉のSpasmによる収縮不全。
③器質的な問題
変性性股関節症。激しいスポーツ等で股関節を酷使し軟骨の減少または変形。
これらが単独もしくは混在する場合や、股関節可動域障害、姿勢による出現など、症状がでるケースによって原因が特定できるので、正確な問診と評価を心がけます!
そして、これらの原因に対して評価・施術・再評価をしながら治癒経過&根本改善をご提供致します。
著者 Writer
- 院長:柳 明恵
- 血液型:О型
趣味:野球
子どもに趣味ゴリ押し中!!