交通事故後は直後から対処すべき?
交通事故は突然起こるものなので、事故直後は混乱してしまう人が大半でしょう。
そのため、事故直後は痛みを感じることなく放置してしまい、数日後に痛みが現れだしたというケースも少なくありません。
なぜ事故直後は痛みを感じづらいのでしょうか。
◇事故直後は自覚症状がないことも多い?
交通事故に遭った直後は、痛みなどの自覚症状がないことも多いものです。
捻挫や骨折をしていても、その場では気付かないという話はよくあります。
これは、思いもよらぬアクシデントに興奮状態にあり、感覚を麻痺させるアドレナリンが分泌されているからです。
◇放っておくとどうなってしまうの?
交通事故の後に自覚症状がないからと放っておけば、時間差で症状が出た際に、症状が進行してしまっている可能性があります。
しかも、事故から時間が経過してしまっていれば、何か負傷していたことに気付いても事故との因果関係が証明することが難しくなってしまうといったデメリットも考えられます。
交通事故によるケガで多い「むちうち症」とは
交通事故によるケガで最も多いとされるケガは「むちうち症」で、目に見える外傷ではないからこそ事故から時間が経過してから痛みに気付く人も多いものです。
放っておけば良くなるだろうと軽視されがちですが、後遺症にもなりかねないケガです。
むちうち症とはどういったケガであり、どういった症状が特徴なのでしょうか?
◇むちうち症とは
むちうち症とは正式名称「頚椎捻挫」や「外傷性頚部症候群」と呼ばれるもので、交通事故の中でも追突事故によって負うことの多いケガです。
衝突した際に、首が鞭のようにしなることから「むちうち」という名前が付いています。
外部からの衝撃によって頚椎周辺の靭帯や筋肉が損傷を受け、炎症を起こしてしまうのです。
病院のMRIやレントゲンといった画像では判断できないケースも多く、異常はないと診断させれてしまうこともあります。
そのため、そのまま何も治療や施術を行わずに放ってしまい、症状が悪化してしまう場合も少なくありません。
◇むちうちの症状
むちうちの主な症状は、首や背中の痛みやしびれ、首が動かしにくくなる、肩周りの疼痛といったものが挙げられます。
また、頚椎を損傷したことによって交換神経に異常が生じ、頭痛やめまい、耳鳴り、疲れやすさなどの症状を伴うこともあります。
受傷直後は症状が出ないことが多く、事故から2.3日後に症状が現れることが特徴です。
遅い場合には1ヵ月後など時間がかなり経過してから症状に気付くこともあり、事故との関連性の証明が難しくなります。
神経にまで損傷がある場合、後遺障害として症状が残ってしまう可能性もあります。
交通事故のケガの施術は自賠責保険が適用されます
交通事故で負ったケガの施術を受ける時、誰がどのように支払いをするのか気になるものです。
最終的には加害者が責任を負うことになり、自賠責保険を利用することができます。
自賠責保険とはどういった保険であり、どのように支払いをすればいいのかご紹介します。
◇自賠責保険とは?
自賠責保険は、法律によって車やバイクの所有者に加入が義務付けられている損害保険です。
車やバイクの購入時に自動的に加入することになるので、加入していないというケースはほとんどありません。
事故被害者への損害を補償するための保険となり、ケガを治療するためにかかった費用などを補償してくれます。
◇窓口での支払い方法
自賠責保険は、窓口での支払いがある場合とない場合があります。
保険会社よりあらかじめ通院先に連絡があった場合は窓口での支払いは必要なく、患者様が立て替える必要はありません。
しかし、保険会社から連絡がなかった場合には一時的に患者様に自費でお支払いいただきます。
そして、保険会社からの連絡後に負担分を返金致します。
あおいカイロプラクティック院・接骨院の【交通事故治療】
当院は「交通事故認定優良店」です。
毎月多くの交通事故でケガをされた患者様に施術をさせていただいております。
交通事故によるむちうちや捻挫・打撲は、レントゲン検査では異常がないことが多いです。
そのため正確な診断や施術をするには豊富な知識と技術、そして何よりも実績、経験が必要になります。
被害者でなくとも、加害者、自損事故、バイク事故、自転車事故の場合で適用されるケースもあります。
交通事故の治療・保険・賠償について困った事がありましたらお尋ねください。
また、保険会社とのやりとり等もお任せください。転院や病院・整形外科との併用も大丈夫です。
交通事故でのケガの早期回復、後遺症なく解決したい方はぜひご相談ください。
当院の施術の流れ Flow
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まずは警察へ連絡を
交通事故に遭ったら、まずは警察に連絡をしましょう。
そして、警察が到着するまでの間に相手の運転免許証や車検証を確認し、事故状況を証拠に残せるように写真に撮っておきます。
警察が到着すれば、現場検証などを任せます。
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病院での診察後、ご来院
交通事故の後は外傷や自覚症状がなくても、まずは病院で検査や診察を受けてください。
その後、接骨院で施術を行います。
ご来院の際には、事故やケガの状況などを確認させていただきます。
電話や来院時に窓口で「保険会社の連絡先」を伝えてください。
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ケガに応じた施術
自覚のある症状を伺いながら、身体全体を見てて症状やケガに合った施術を行っていきます。
手技療法や固定法、電気機器を用いた施術など症状に合わせて施術方法を提案させていただきます。
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アフターフォロー
今後の施術や通院に関する説明や、日常生活における注意点などをご説明させていただきます。
交通事故によるむち打ち症は、後遺症が残ってしまうケースもあるので、しっかりと症状が回復するまで通院して施術を受けることをおすすめします。
よくある質問 Faq
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- 病院では症状固定と言われましたが、施術は受けられますか?
- はい、痛みなど症状をお伺いしながら必要な施術を行っていきます。
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- 他の医療機関から通院先を変更したいのですが可能ですか?
- はい、もともと通院されている医療機関に伝えなくても通院先の変更は可能です。
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- 事故から何日か経って症状が出たのですが、施術は受けられますか。
- はい、施術は可能です。ただし、事故との因果関係を証明するためにも事故直後にまずは受診することをおすすめします。
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- 保険会社が進める医療機関に行かなくてはいけませんか?
- どの医療機関で施術を受けるのかは患者様の自由です。症状に合わせて医療機関をお選びください。
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- 事故後のリハビリも可能ですか?
- はい、事故後のリハビリとして施術を受けることで早期回復が期待できます。